新百合ヶ丘と下北沢


2003年04月06日


新百合ヶ丘と下北沢
昨日の雨はすっかりやんで
4月らしい気持ちの良いお天気に誘われて
今回もまたよその街散策に出かけることにしました。
とはいうものの朝は眠いのでなかなか起きられず
家を出発したのは11時になってしまいました。

今回は小田急線は新百合ヶ丘および下北沢の街を探検してみることにしました。

まずは新宿から遠い新百合ヶ丘の街を見に行くことにしました。
新百合ヶ丘の駅はとてもきれいなすっきりした駅で
最近の新しい郊外の駅の一つの形ですね。

新百合ヶ丘の街に着いた時はもうお昼を過ぎていたため
早速昼食を食べることにしました。

ところがどこの店も大混雑で座れそうもありません。
駅周辺を歩いている人の数に比して
食事どころの絶対数が少なすぎるのですね。

それでも列の短いところを探してドアを開けて店に入ってみると
店内に充満するタバコのにおいに閉口して
すぐに店から飛び出す始末です。
みんな良くあんな店で食事が出来るものです。
まさか新百合ヶ丘まで来て昼食難民になるとは思いませんでした。

さらに辺りを徘徊して
サンドウィッチとコーヒーを出す店(ベックスコーヒーショップ)を見つけて
ここで昼食を取ることにしました。
ここのハムサンドとチーズサンドとブレンドコーヒーは
とても美味しかったです。

腹ごしらえのあとは
新百合ヶ丘の街を散策してみることにしました。
例によって何も下調べなしでこの街に来ましたので
どこに何があるのかさっぱり分かりません。
自分たちの目を信じて思うままに歩き回るだけです。

駅前から伸びる大きな歩道はこの先に大きく広がる住宅地を思わせます。
自動車用の駅前広場や道路は一つ下の階にあるようで
みんなのんびりと歩いています。
広々とした歩道の一角では
神奈川県議会候補のなにがしという人が地面にラウドスピーカーを置いて
道行く人に教え諭すようになにやら語りかけていました。
何とか政経塾出身の人だそうです。

しばらく歩くと新しい住宅街に出ました。
どの住宅も広々として瀟洒なたたずまいです。
先ほど見てきた駅舎のスマートさにも似てこの街の雰囲気をよく表しています。

そこから駅に戻り
駅前の車用のロータリーを覗き込んだりしながら復路の小田急線に乗ったのでした。

次に僕たちが降り立った駅は下北沢の駅です。
この街は新百合ヶ丘の街とは随分違う街で
一言で言うと下町臭がいっぱいの街です。

降りた駅舎からして違う感じですね。
屋根の鉄骨なんか錆びている感じなんですね。
駅前に広がる商店街も一部はバラックと呼べるようなアーケードなども見られます。
にもかかわらず凄く大勢の人が道を行き来しています。
活気があるのですね。
客層もきわめて若くてちょうど大学生くらいの年齢の人であふれている感じなのです。
若い人のための下町という感じですね。

商店街を大きく一回りして街を楽しみました。
街角から「俺たちの朝」の
中村雅俊や小倉一郎や長谷直美が出てきそうな気がする
なんだか懐かしい感じの散歩が出来たのでした。
こんな街で学生時代を送れたら良かったのにって思いましたですね。

歩き疲れたので駅近くの喫茶店にはいることにしました。
ところが入った店がたばこのにおいで充満していまして
ここでもまた我慢出来ずに店を飛び出してしまいました。
みんな良くあんな店でお茶が飲めるものです。

新宿まで戻ってたばこのにおいのない店で一休みして帰路につきました。
帰り道子供たちに柏餅を買って
その後はまっすぐ家に帰ったのでありました。

それにしても他の街を見て歩くのは楽しいですね。
ちょっとだけ外国を見て歩く楽しさにも通じるものがありますね。
今度はどの街を見に行こうかなって感じですね。

戻る