広島


2002年09月16日


広島
広島に仕事で行くことになりました。
僕は広島は初めてのところだったので何となく嬉しいです。
新幹線で東京から4時間半は少し遠かったですけど
夕食は到着後広島駅で食べられたんですから
上等というものですよね。

夕食を食べてホテルの部屋に入ったらもう9時になっていましたので
部屋でテレビを見てビールなど飲んでのんびりと過ごしました。
翌朝は9時にはチェックアウトをしなければならないので
あんまり夜更かしするわけにも行きません。

翌朝はセットしておいたモーニングコールと目覚ましに起こされました。
既に起きているのに目覚まし時計がけたたましくなると不愉快ですよね。
こういうのは寝起きが悪いというのでしょうか。
あんまり寝起きが悪い人が多いので
電話のモーニングコールはほとんど自動になっちゃったんですね。

それにしてもどうしてホテルの朝食というのはあんなにまずいのでしょうか。
値段が高い割にかなりまずいですよね。
場所代や人件費が高い分を低コストの材料で穴埋めしているのでしょう。

仕事とは言え少しなら抜け出しても大丈夫だったので
途中から自分の時間を作って街を見て回ることにしました。

僕は有名な原爆ドームを一度見ておきたいと思っていました。
それで平和記念資料館を見て原爆ドームに回ることにしました。


平和記念資料館の中の展示物は
やはり大変な迫力で見る者の心を打ちます。
おそろしいことであります。

平和記念資料館を出ると原爆慰霊碑があります。

                           原爆慰霊碑の向こうに原爆ド−ムが見えます。
幌馬車の幌のような形をしております。
平和記念館の中にもこの慰霊碑の周りにも
外国人の姿が多く見られたのが印象的でした。
アメリカ人とおぼしき人たちに混じって
インド人のような感じの人たちも多かったです。
どうしてなんでしょうね。
別に理由はないのかも知れませんがね。

原爆ドームは昔はさぞ美しい建物だったと思わせる姿が
よけい被爆の無惨さを強調しているようでした。

             ご存じのように建物の中は瓦礫の山です。最近補強工事をしましたね。
その上この建物の周りの家は
一つ残らずなぎ倒されてしまったというのですからなおさらです。
この建物の永久保存は是非続けて欲しいものです。

さらに歩いて広島城の天守閣に登りました。
意外に高くて最上階からは広島球場が見えました。
中の試合の様子までは見られませんでした。

         原爆で消失してしまって再建した広島城です。壁が木の城って珍しいですね。
今のお城は鉄筋コンクリートで出来ていまして
中はいろいろなものが展示されています。
遣唐使船の模型が展示されていたのには驚きました。

帰りの新幹線は幸い「のぞみ」がとれましたので
500系の高速を楽しむことが出来ました。
しかし
500系は椅子に付属する枕が安眠を許しません。
なぜあんなに邪魔な物を付けてあるのかよく分かりません。
いつも乗ると疲れてしまいます。
東京に着いた時にはすっかり消耗していたのでした。

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